「低カリウム性ミオパチー」「低カリウム性周期性四肢麻痺」による肢体障害で障害基礎年金2級が決定した事例
50代女性 中野市
病名:低カリウム性ミオパチー・低カリウム性周期性四肢麻痺
結果:障害基礎年金2級
<相談者の状況>
メールでお問い合わせいただきました。
10代の頃から体が脱力する発作が年1回ほどあったそうですが、時間が経てば回復するので特に病院の受診はしていなかったそうです。高校生の時にしっかりと検査をしようと思い検査入院をしたところ、「低カリウム性周期性四肢麻痺」と診断されたとのことでした。
その後も年に1~2回ほど脱力発作があったものの受診はせず、就職した頃に再度病院を受診し不調時にカリウム製剤を服用するようになりました。その後も不調時のみの受診で定期的な受診はなかったそうです。
40代頃に急に重い四肢脱力と意識喪失があり救急搬送され、回復後も月1回の定期受診を行うことになりました。50代から徐々に筋力の低下を感じるようになり、どんどん進行していったため、検査をしたところ、「低カリウム性ミオパチー」と診断されたとのことです。現在は常時杖を使用しなければ歩行できず、起立や立位の保持、階段昇降の動作もできないとのことでした。
<受任から申請まで>
相談者様の状況から障害厚生年金2級に該当する可能性がありましたので、その旨をお伝えしたところ、申請を行う運びとなりました。
初診は30年以上前でしたが、総合病院であり現在通院している病院であったので証明していただくことができました。肢体障害では最新の検査結果が必要であるため、検査を受けていただき、診断書を取得しました。
<結果>
障害基礎年金2級が決定しました。
進行性のご病気でどんどん筋力が低下していき、いつまで就労を続けられるのか不安な中、障害年金の受給が決定してほっとしたとのお声をいただきました。