IQ70の「軽度知的障害」で障害年金を申請し、障害基礎年金2級が決定した事例
20代女性 須坂市
病名:軽度知的障害
結果:障害基礎年金2級
<相談者の状況>
相談者様のお母様から電話でご相談いただきました。
娘が軽度知的障害でIQ70。境界知能との境目だが、障害年金を受給できるのでしょうか?とのご相談でした。詳しくお話をお伺いしたところ、小学校低学年から勉強に全くついていけず、九九や分数が何度教わっても理解できなかったそうです。病院を受診したところ学習障害と診断され、ADHD、ASDの傾向もあるとのことでした。
小学校低学年から支援学級に所属。小学校6年生の時にWISC-Ⅳを受け、IQ70の軽度知的障害と診断されたそうです。中学校も支援学級に所属し、卒業後は夜間の高校に進学したが、友人関係で合わない人がいたことなどから中退。アルバイトを始めたが手順や指示が分からない、臨機応変に動けない等でハードルが高く、またそのような状態で同僚から冷たくされていると感じてすぐに辞めてしまうとのことでした。
日常生活においては食事、清潔保持、金銭管理など全て母親の援助のもとで成り立っており、一人暮らしは不可能であると思うとのお話でした。社会生活で必要な手続きも難しい言葉が出てくると理解できないそうです。就労については、知的な能力の限界があるように思い、今後どのように働いていけるのかとても心配と仰っていました。
障害年金の制度をご説明し、IQのみで審査されるものではないこと、認定基準や申請方法を詳しくご案内したところ申請したいとのご希望がありました。自分で行うのは不安とのことで、ご依頼いただきました。
<受任から申請まで>
初診日は小学校低学年時でしたので20歳前障害となり、障害基礎年金での申請でした。
病院は初診から現在まで同じ総合病院であったため、すぐに診断書の依頼を行いました。
病歴就労状況等証明書についてはお母様から詳しく聞き取りを行い、特に現在の困りごとと支援状況について詳しく記載を行いました。
<結果>
無事に障害基礎年金2級が決定しました。
相談者様のお母様から、お任せして良かったです、とのお声をいただきました。
知的障害での障害年金申請はIQのみで審査されるのではなく、実際に日常生活でどの程度援助が必要なのか、就労が可能なのかなど、実態に即して総合的に判断されます。
どのような困難があるのかについて障害年金の認定基準に沿った書類の作成が重要となりますので、軽度知的障害で障害年金をお考えの場合はぜひ一度ご相談下さい。