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「化学物質過敏症」で障害基礎年金2級が決定した事例

30代女性 諏訪市

病名:化学物質過敏症

結果:障害基礎年金2級

<相談者の状況>

1分間受給判定からご相談いただきました。

数年前からたびたび原因不明の体調不良があり、知人の紹介でアレルギー科を受診したところ「化学物質過敏症」と診断されたとのお話でした。

ここ1年で急激に症状が悪化し、激しい頭痛、目鼻の痛み、動悸、息苦しさ、膨満感、生理痛、めまい、冷え、悪夢、平衡機能障害、眼球追従運動障害など多彩な症状が出て日常生活に非常に困難があるとのことでした。

微量の化学物質にも反応があるため外出時はいつ体調不良になるか分からず、ひとりでは外出できないと仰っていました。現在は仕事を辞めて自宅でお母様の支援を受けながら暮らしているそうです。医師から現状就労は不可能と言われているため障害年金を申請できないかとのご相談でした。

<受任から申請まで>

ご相談者様は初診日に国民年金に加入していらっしゃいました。

就労が困難でなおかつ日常生活にも大きな影響が出ているとのことでしたので、障害基礎年金2級に該当している可能性がありました。その旨をお伝えしたところ申請を代行する運びとなりました。

「化学物質過敏症」の場合、診断書と共に「照会様式」の提出を求められます。

ご相談者様は化学物質によって非常に様々な症状が出ていらっしゃいましたので、自覚症状について細かく聞き取りを行い、書類を作成し、診断書と照会様式の依頼時に添付しました。

病歴就労状況等申立書には日常生活の具体的な困難について詳しく記載を行いました。

<結果>

障害基礎年金2級が決定しました。

「化学物質過敏症」で申請できるのか不安があったが、無事に決まって本当に良かった。非常に多くの症状が出ており自分で書類を作成するのはハードル高かったが、細かく聞き取りをして症状の一覧表を作成して下さり感激した。とのお声をいただきました。

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