難病の「後縦靱帯骨化症」で障害基礎年金2級が決定した事例
50代男性 飯田市
病名:頸椎後縦靱帯骨化症
結果:障害基礎年金2級
<相談者の状況>
相談者様の奥様からご相談いただきました。
20年ほど前に両手の痺れ、頭痛、めまいが出たため病院を受診したところ、左上肢筋力低下、知覚障害が認められ、頸椎後縦靱帯骨化症と診断されたそうです。
約20年の間に少しずつ悪化していき、自分の身の回りのこともできなくなってしまったため自営業で行っていた仕事は廃業し、奥様が身の回りの世話をしているとのことでした。左手を使う動作が全くできない、右手の力も非常に弱い、座れない、ひどい痛みとめまいでほとんど横になって過ごしている、痛みで意識が無くなることがある、呼吸が苦しい、固形物が食べられないなど、日常生活に大きな支障が出ていらっしゃいました。
ご希望があり、申請の代行を行う運びとなりました。
<受任から申請まで>
ご相談者様は年金の納付要件を満たしており、初診日は国民年金に加入していらっしゃいました。そのため、障害基礎年金での申請となりました。
初診日は20年以上前でしたが、現在の病院への紹介状があったことから無事に受診状況等証明書を取得することができました。現在の病院で検査を受けていただいた後、肢体の診断書を取得しました。
日常生活での困りごとが非常に多く、また多岐に渡っていらっしゃいましたので、丁寧に聞き取りを行い、病歴就労状況等証明書に反映しました。
<結果>
障害基礎年金2級が決定しました。
奥様から、「自分の仕事と夫の身の回りの世話があり、自分で障害年金の申請を行うことは非常にハードルが高かったです。専門家にお願いして無事に決まり、本当に良かったです」とのお声をいただきました。
当センターでは難病の申請経験も多くあり、また県外の障害年金ネットワークにも参加して日々勉強を重ねております。難病で障害年金をお考えの方は、ぜひ経験豊富な障害年金専門の社労士にご相談することをおすすめします。