「変形性股関節症」の初診日が15年ほど前で初診の病院が統合のため無くなっていたが、当時担当した医師に第三者証明を書いていただき、無事に障害基礎年金2級が決定した事例
50代女性 飯山市
病名:変形性股関節症
結果:障害基礎年金2級
<相談者の状況>
1分間受給判定からご相談いただきました。
仕事柄重いものを運ぶことが多かったためか、15年ほど前から股関節痛と腰痛があったとのことでした。病院を受診し検査を受けたところ「変形性股関節症」と診断され通院を続けていたが、可動域がどんどん狭くなり10年前から補高装具を使用していたそうです。
ここ最近更に悪化し、歩行や日常生活の動作にも大きな支障が出ているとのことでした。自分で申請を行おうとしたが、初診日は15年前で当時の病院は別の病院と統合していて現在は存在しないためどうすれば良いのか分からない、とのことでご依頼いただきました。
<受任から申請まで>
ご相談者様は初診日に国民年金に加入していらっしゃいましたので、障害基礎年金での申請となりました。
初診日は15年ほど前で受診した病院は統合のためなく、統合先には当時のカルテが残っていなかったため、受診状況等証明書は取得できませんでした。ただし初診時の主治医にはその後も10年ほど診てもらっており名前と現在の勤務先が分かっていたため、そちらにご連絡して第三者証明を取得することができました。
継続して通院を続けていたため、現在の診断書にも統合前の病院の受診歴を記載していただくことが出来ました。また、人工股関節置換術をすすめられているが今までは家庭の事情でできなかったこと、今後は挿入予定であること、現在の状況が分かる資料の添付を行うなど、現在の症状が分かりやすいように資料を整えました。
<結果>
無事に初診日が認められ、障害基礎年金2級が決定しました。
自分でここまでやることはできなかったと思う、依頼して本当に良かったとのお声をいただきました。
長年のご病気が悪化されて障害年金を申請したいとお考えの場合、様々な理由で初診日の証明が難しい場合があります。この場合、障害年金申請の経験が豊富な社労士にご相談いただくことをおすすめします。
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